グラナス系のタイルの施工についてですが、壁一面に貼付けるのではなく、かべの一部に施工する場合の場合について説明です。
グラナスルドラやライン、ヴィストなど、みみのついたタイルは小端施釉タイルという役物(やくもの)タイルと抱き合わせて施工します。
グラナス系は、横が飛び出ている部分があるので端の部分はカットではるか、約物を使うかという選択肢になります。
下の図が役物タイルです。
当社では、巾木などとの納まりや色合いなどが違うので見切りをあまりおススメしません。小端施釉を使った方が、綺麗におさまるからです。
耳の部分を綺麗にカットすればいいんじゃない?と思われるかもしれません。ですが、タイルの断面を見ると中は黒っぽい色をしています。なので、おかしい仕上がりになってしまうのです。
これはお客様へは実際にタイルを割ってみてお話することが多いのです。次の生地でご覧いただきますね。